ダブル発電
【よみ】だぶるはつでん
ダブル発電とは、太陽光発電システムに、エネファームなどのコージェネレーションシステムや蓄電システムといった自家発電設備を組み合わせた発電方式のことをいいます。
太陽光発電システムは、雨などの天候の悪い日や太陽の出ていない時間帯はあまり発電しません。 しかし、そういった際でもコージェネレーションシステムや蓄電システムを併用することで、光熱費を削減できることが出来ます。
ただ、太陽光発電システムに自家発電設備を併設する場合は、安い電力の買取価格が適用されることもあるので事前に確認しておきましょう。
資源エネルギー庁の見解では、エネファームや蓄電システムといった自家発電設備は太陽光発電の発電量の押し上げ効果が発生し、太陽光発電システム単体での買取価格ではなく、ダブル発電の価格が適用されます。
ダブル発電の買取価格が適用されないために、図面等で押し上げ効果が発生しないことを証明することは出来ます。しかし、使用条件や環境によってはダブル発電の買取価格を選択した方が得であることもあるので、どちらの方が良いのかを事前にシミュレーションしておくことが重要です。