太陽光発電・蓄電池用語集
Field

【よみ】はたけ
畑

畑とは、土地地目の一つであり、農耕地で用水を利用しないで耕作する土地のことをいいます。

栽培される作物の種類は田と同様で制限がなく、田以外の農耕地は全て畑として取り扱われます。具体的には野菜・麦・いも・豆などを栽培する畑、草花・煙草・綿・芝・牧草などの栽培地、りんご・みかん等の果樹の栽培地、茶葉・養蚕用の桑・植林用の苗木を栽培する土地といった土地が畑となります。

太陽光発電システムを畑に設置する場合、農地転用の届出もしくは許可申請を行う必要があります。 農地転用を行う際は、まず転用を希望する農地が農業振興地域内なのかどうかを確認しましょう。 農業振興地域外であれば、比較的スムーズに転用を行う事が出来ます。

農業振興地域外でかつ市街化区域内の場合は農地転用の届出を提出するのみで、期間があまり掛からずに転用することが出来ます。 市街化区域内でなくとも具体的な計画があれば原則許可されるため、農業振興地域外の農地の転用を行うのにそこまでハードルは高くないでしょう。

ただ、転用しようとする農地が農用地区域に含まれる場合は農地転用は許可されないため、予め確認しておく必要があります。

2013年からは「ソーラーシェアリング」という農地に支柱を立てて行う太陽光発電が実質認められるようになり、農地で行う太陽光発電の可能性は、日に日に変化していくことでしょう。

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