陸屋根
【よみ】りくやね
陸屋根(りくやね)とは、屋根の形状の一つであり、傾斜のない平面状の屋根のことをいい、平屋根や「ろくやね」とも呼ばれています。
また、陸屋根の3大メリットとして屋上スペースの有効活用、メンテナンスの容易さ、建築スペースが広く確保出来るという点を挙げることが出来ます。
屋上施設やヘリポートを設置出来ることから、高層建築物などに多く見受けられ、近年では、主にデザインの観点から一般住宅などでも採用例が増えています。
陸屋根に、太陽光発電用のソーラーパネルを設置する場合、どのような架台を選択するかということが最も重要な点となります。 陸屋根では漏水対策が必要不可欠であるため、屋根に穴を開ける工法であれば別途防水工事のコストが掛かるケースが多いでしょう。予算を考慮しつつ、十分に打ち合わせを重ね、架台を選ぶことが重要です。
陸屋根では、ある程度向きや角度を自由に決め手設置できることから、 受光障害が無い限り最も発電量を期待できる屋根の形状であると言えます。しかしながら、他の工法とくらべて一般的に施工コストが高くなります。