角型電池
【よみ】かくがたでんち
角型電池とは、高圧出力の実現のために複数の電池を組み合わせて作られた積層電池のことを指し、006P型をはじめとする角型の電池をいいます。
以前はラジコンや携帯ラジオなど高圧出力が必要となる機器に使用されていましたが、近年ではあまり見受けられなくなりました。 いくつかの電極を組み合わせて製造されますが、使用される電極の数(内部の構造)によって形状を表す名称が異なり、主に「006P」「4LR44」などが存在します。
角型電池は高圧出力の実現のために内部で複数の電池が直列に接続されており、用いられる電池は小型のもので容量は小さなものが多いです。
「006P」と呼ばれる乾電池では、6つの1.5Vの乾電池が使用されています。 普通の1.5Vの電池電圧を昇圧する回路を作ることはできますが、その部品や回路を作ることで費用がかさむため、この9V型電池が利用されています。
現在でも様々なメーカーが生産し続けており、電気店や100円ショップなどで購入が可能です。 近年では角型のリチウムイオン電池なども販売されており、容量が少ないという難点を回避することが可能となっています。