山林

需要がないと、買い取られた電力の行き場がなくなり、 系統への接続量が制限されたり系統連系の拒否といった措置を取られる恐れがあります。 制限の有無や連系時の工事費用を把握しておくことも大切なので、電力会社との接続供給の実施に必要となる設備の工事内容や工期、工事費負担金等について検討する接続検討(アクセス検討)を行いましょう。

次に、立木の伐採とその後の処理が大きな課題となります。 伐採及び開発行為をする面積が1ha未満の場合、伐採を始める90日前から30日前までに所管の市区町村へ伐採届を提出しなければなりません。

また、当該山林の面積が1ha以上の場合、林地開発許可を都道府県知事から得ずに伐採及び開発行為を行うことは禁じられているので許可を得るようにしましょう。

山林で太陽光発電事業を行う場合、いくつかの課題を乗り越える必要があるので、よく企画を練ることが大切です。 樹木の伐採や造成が必要となる面積が広すぎる場合は、事業計画を考え直した方がいいのかも知れません。