NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)
【よみ】さんぎょうぎじゅつそうごうかいはつきこう
NEDO(New Energy and Industrial Technology Development Organization)は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の略称です。
1980年に新エネルギー開発のための特殊法人、「新エネルギー総合開発機構」として発足しました。そして1988年にエネルギー以外の「産業技術研究開発」業務が追加され、現在、バイオ・医療、ナノテク・材料、機械システム、電子・情報など産業技術の分野別の技術開発部が6部、他に新エネルギーと省エネルギーの技術開発部がそれぞれあります。
その中で固定価格買取制度開始後、従来にも増して太陽光発電事業の事業性が注目されるようになり、初期の導入コストだけでなく、発電システムとしての長期信頼性の確保や、維持・管理費の削減に対する関心が高まっています。
また、太陽光発電の新たな技術開発指針として、「太陽光発電開発戦略(NEDO PV Challenges)」を策定。
新興国メーカーのシェア拡大や固定価格買取制度の導入など、太陽光発電を取り巻く状況の変化を踏まえ、来たるべき太陽光発電の大量導入社会を円滑に実現するための戦略を掲げています。
- 発電コストの低減
- 信頼性向上
- 立地制約の解消
- リサイクルシステムの確立
- 産業の高付加価値化
以上5つの方策を提示し、太陽光発電の導入形態の多様化や新たな利用方法の開発に取り組んでいます。