Open Voltage
開放電圧
【よみ】かいほうでんあつ
開放電圧とは、出力端子に何も接続していない時の出力端子の電圧のことを言います。
例えば、何も接続してない状態での乾電池の開放電圧はプラス極とマイナス極の間の電圧のことを指します。
負荷が接続されると流れる電流と電池の内部抵抗で電圧降下が発生し、電圧が変化します。
太陽光パネルの開放電圧とは、外部との回路接続場ない状態の電圧のことをいい、太陽光パネル1枚あたりの発生させうる電圧の最大値となります。
太陽光パネルの接続枚数は、パワーコンディショナーの入力電圧範囲や許容入力電流を考慮して調整をされています。
出力電圧はパワーコンディショナーが運転中の動作電圧値と無負荷状態の開放電圧値とは異なるため、それぞれの動作条件においてパワーコンディショナーの入力電圧範囲に収まるように太陽光パネルを接続しなければなりません。
また、接続箱を選ぶ場合は、太陽光パネルの開放電圧値よりも接続箱の耐圧が高くなるようにすることが重要です。