太陽光発電
【よみ】たいようこうはつでん
太陽光発電とは、太陽から発する光エネルギーを電気エネルギーに変換し、太陽電池を用いて発電する方式のことをいいます。
もともとは長期的に電力供給する必要のある宇宙空間や、小型電子機器の電源として利用されてきましたが、現在では、住宅用のみならず、メガソーラーをはじめとした産業用途でも普及が進んでいます。
地球温暖化対策や、化石燃料の枯渇、エネルギーの安定供給・確保が世界的に重要な課題となっている昨今、 太陽光発電は無尽蔵な太陽光エネルギーを利用し、クリーンに安全に発電することが出来るので期待されています。
太陽光パネルやその他機器の製造時にはエネルギーを要しますが、発電には一切の燃料を使わず、温室効果ガスを排出しないので大気汚染の問題もありません。
太陽光発電は、天候や季節によって大きく発電量が変動し安定しないのが問題となります。その問題を解決すべく、変動を抑制する蓄電システムは必要不可欠な要素になります。 今後は太陽光発電システムに蓄電システムを併設することが一般的になるのではないかといわれています。