架台
【よみ】かだい
架台とは、太陽光パネルを設置するのに固定や支持するために用いられるスタンドのような構造物をいいます。
太陽光発電システムというと、太陽光パネルやパワーコンディショナばかりが注目される一方で、架台や基礎はあまり注目されず、軽視される傾向にあります。 しかし、パネルを支える架台や基礎は事業の土台であると言っても過言ではありません。
架台は、強風や積雪・地震・塩害といったあらゆるリスクや気候条件を想定して、耐久性・信頼性に優れた製品を選択する必要があります。 十分な強度が確保された架台を用いることは、稼働後のランニングコスト削減に繋がることになります。
太陽光発電システムに用いられる架台は、大きくアルミ架台とスチール架台の二種類に分類されます。 従来までは主にスチール架台が用いられておりました。しかし、資材切断・加工・溶接・クレーン等が必要なので施工に長時間要してしまったり、溶接されているため解体・修正が出来ない、空気中の酸化による腐食や高温多湿に弱いといった問題があり、 近年はアルミ架台が主流となっています。