Separator
セパレーター
【よみ】せぱれーたー
セパレーターとは、二次電池のプラス極とマイナス極を隔離させ、電解液を保持してプラス極とマイナス極との間のイオン伝導性を確保する部材のことをいいます。
リチウムイオン電池の場合、プラス極とマイナス極の間をリチウムイオン(Li+)が行き来することで充放電を行っています。これが実現するにはリチウムイオンが通るぐらいの小さな孔を持つセパレーターを使用します。
また、何らかの原因によってショートした場合、過熱や発火といった事故に繋がる恐れがありますが、高温になるとセパレーターの孔が溶けて閉じ、プラス極とマイナス極を分離させて電流を遮断するシャットダウン特性があるので、高温時には事故を防ぐ役割も持っています。